いわゆる日本の「大企業」が倒産したり、早期退職を募集したりするのは定番となりつつあります。
そんな中、読書はひとつの「武器」となり得ます。
読書をする理由をここに明文化しました。
『読書のすすめ』会社はあてにならない【自分をアップデートせよ】
突然ですが、「人生100年時代」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
要は人間の寿命が伸びていて、100歳まで生きるということです。
医療技術は進歩していますし、今でも70代くらいの方は全然元気ですからね。
100歳まで生きると考えると、人生戦略が変わってきます。
・いままでのライフステージ
- 0〜22歳:教育
- 22〜60歳:仕事
- 60〜80歳:老後
・これからのライフステージ
- 0〜22歳:教育
- 22〜60歳:仕事
- 60〜100歳:老後
このように変化します。
しかし、こうはならないでしょう。
なぜなら、老後が40年もあるので、どう考えてもお金が足りないからです。
加えて、年金支給開始年齢は上がっています。
昔は60歳から年金がもらえたのが、現在は65歳から。今後はもっと上がることが予想されています。
・これからのライフステージ
- 0〜22歳:教育
- 22〜75歳:仕事
- 75〜100歳:老後
75歳くらいまでは働くのが現実的でしょう。
するとどうなるか。
働く期間が延長します。
人間の寿命は伸びているが、企業の寿命は伸びていないという現実
帝国データバンクによると、企業の平均寿命は約37歳です。
私達の寿命は伸びていますが、企業の寿命は別に伸びていません。
前述の通り、私達が働く期間は約50年なので、企業の寿命を追い越しました。
ということは、普通に考えると、自分が勤めている会社はいつか倒産します。
会社はあてになりません。
自分で生きるチカラを身につけるしかないでしょう。
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自分をアップデートする
人生のロールモデルが崩れ、会社があてにならない以上、自分のチカラで生きていくしかありません。
そのためには、学び続け、時代の変化に対応していかなければなりません。
私はこれを「自分をアップデートする」と呼んでいます。
自分をアップデートする方法としておすすめなのが「読書」です。
読書はコスパ最強
なぜ、読書がいいのか。
それは単にコスパがいいからです。
読書は1000円ほどで専門家の知識が手に入り、成功した人の考え方を理解することができます。
読書の他にも、「人に会う」「セミナーに行く」「旅をする」など、自分をアップデートする方法はいくつかあります。
しかし、人に会うには都合を合わせなければなりませんし、セミナーは高額で、おまけにダマされる可能性もあります。
旅はおすすめですが、そんなにしょっちゅう旅するわけにはいかないでしょう。
読書は最もコスパのいい方法です。
成功した起業家たちも本を読んでいる
また、成功した人は大抵読書をしています。
読書すれば必ず成功する、というわけではありませんが、読書は成功の必要条件であるとも言えるでしょう。
P.S. 『ライフシフト』100年時代の人生戦略
本記事に書いてあることは、全て『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』という本に書いています。
人生100年時代をどう乗り切るか、もっと詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。
とは言え、少し長い本なので、マンガ版をおすすめします。
こちらのほうが手軽に読めていいでしょう。
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『読書のすすめ』まとめ
- 人間の寿命は伸びているが、企業の寿命は伸びていない
- 「自分をアップデートする」必要がある
- 読書はコスパ最強
読書をして、来るべき「人生100年時代」に備えましょう。