佐藤 航陽著
2017/11/30
NewsPicks Book
唐突だが、人気youtuber「HIKAKIN」氏の2017年12月の月収は1343万2479円らしい。
年収ではない、月収だ。
http://www.tuber-town.com/channel_list_c/all_gd_1.html
また、「億り人」という言葉をご存知だろうか。
BitCoinなど仮想通貨への投資で資産が1億円を越えた人の呼称だ。
BitCoinの価格は
2015年頃 : 3万円
2018年現在:120万円
約40倍。。。
http://bitcoin-newstart.com/bitcoin-price-high
株は昔からあったが、プロがやっても2~3倍程度だろう。
やはり何かがおかしくなっている気がする。
本書のタイトルは「お金2.0」。要はお金がバージョンアップしたということだ。
上記のような事象、言語化して説明してくれている本かな、と思って読んでみたが、
それ以上だった。
いい意味で期待を裏切られた形だ。
経済は「読み解く対象」から「創り上げていく対象」に変化しつつあります。
経済を創ることができるのか、となるとわくわくしてくる。
創るためのキーファクターもしっかり押さえられている。
そしてぼくが一番印象に残ったのが以下の言葉。
「自然」は経済の大先輩
経済のしくみを考えていくと自然に行きついたそうだ。
著者の抽象化力に脱帽である。
youtuberが典型的な例だが、「お金<価値」になってきている。
金銭的なリターンを第一に考えるほど儲からなくなり、何かに熱中している人ほど結果的に利益を得られるようになります。
パラダイムの変革を理解し、自分の好きで熱中できることをやろう!