こんにちはヤマピーブラックです。成田空港へのアクセスはバスが安くて便利ですね。最近できた大崎駅のバスターミナルがイチオシです。
さて、ホリエモンこと堀江貴文さんの『これからを稼ごう』を読みました。
仮想通貨は色々事件があって下火になっていますが、あれは結局なんだったのか?ということを総括するにもオススメの一冊です。
その中で、私が特に気になったポイントを3つご紹介します。
きっかけは投機でもいい
通貨はまず「流通させること」が重要です。流通貨幣なので。売買できないようなお金だったら誰も持ちませんよね。
現在の仮想通貨は投機の色合いが強く、ギャンブル的なものであるかもしれませんが、堀江氏は最初のキッカケはそれでいいと論じています。
以前のFXもそうでした。レバレッジが効くギャンブル的なものでしたが、爆発的に流行り、FXという言葉は誰もが聞いたことのある言葉になりました。
仮想通貨は2017年末頃から一気に流行り、今では仮想通貨やビットコインといった言葉を知らない人はいませんね。
流通も充分されており、取引所も整備されてきて(問題はありますが)、自由に仮想通貨と法定通貨を交換できるようになっています。
まずはキャズムは超えたと言えるでしょう。
※キャズムはこちらを参照
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イーサリアムがヤバい
さて、仮想通貨にはたくさん種類があり、それぞれ特徴があるのをご存知でしょうか?
最もベーシックなものは「ビットコイン」。次に有名なのが「イーサリアム」でしょう。
さて、このイーサリアムは基本的な仕組みはブロックチェーンなのでビットコインと同じですが、実はブロックに細工が施されています。
ビットコインはブロックに
AさんからBさんに2BTC
BさんからCさんに0.5BTC
などと、誰から誰にいくら、という情報しか書かれていないです。
しかし、イーサリアムはそこにプログラムを組み込むことができます。
具体的には
AさんからBさんに音楽の著作権を移動します、代わりにBさんからAさんに0.5ETH支払われます。
といった内容をブロックに書き込むことができます。
普通は、このような契約は信頼できる第三者を介してやるものですが、イーサリアムは分散型で、かつ改ざんできないので、第三者を仲介する必要がありません。イーサリアム自体が信頼できる第三者の役割を果たしているかたちです。
このため、イーサリアムはスマートコントラクトを実現するプラットフォームと呼ばれます。
現在、このイーサリアムを使ったアプリケーションが続々と開発されている最中です。
国家に縛られない通貨
最後のポイントは、仮想通貨が国家に縛られない通貨だということです。
簡単に言うと、もっと自由な通貨があっていいんじゃないかと。
現在は国が紙幣を発行しています。私達は国を信頼して通貨を使ってモノを売り買いしてあるわけです。
しかし、その弊害もあります。
異次元緩和だとか日銀は色々やっていますが、果たして本当に効果はあるのでしょうか。日銀、銀行のお金は元を正せば私たちの預金なのですが、それは果たして適切に管理されているのでしょうか、
どこまで透明性があるのかというと疑問です。
また、例えば外貨両替。結構な手数料を取られますよね。両替できる時間や場所は極端に限られています。海外送金はもっと時間がかかるでしょう。
もう、国家という枠組みが通貨を管理するのは限界が来ているんじゃないかということですね。
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まとめ
仮想通貨が盛んに流通してきて、イーサリアムなど、仮想通貨のエコシステムも活性化してきました。
果たして国家を超えた通貨は今後生き残るのでしょうか。
その動向に注目です。
▼以下の本もオススメ。小説を読みながら、通貨や為替の歴史がよくわかります▼