こんにちはヤマピーブラックです。
私は高校生の時まで、夏休みと冬休みの読書感想文の宿題以外で読書をしたことがありませんでした(年間2冊!!)
今ではすっかり読書好きになり、年間150冊は読むようになりました。
なぜここまで本を読めるようになったのか。私の体験談からおすすめの読書方法をご紹介します。
読書が続かない原因はひとつだけ
読書が続かない理由。それは、一度に1冊の本しか読まないからです。要は、今読んでいる本を読み終わらないと次の本にいけないと思っているからです。
まじめな人ほどこのような傾向にあります。せっかく買った(借りた)本。最後までちゃんと読まないともったいない。そのように考えてしまい、今読んでいる本をまずは読み切ろうとするのです。
しかし、本は複数同時に読んでください。同時というのは、本を2冊横に並べて一緒にページをめくって読めという事ではありません笑。例えば、通勤時間ではAという本を読んで、寝る前はBという本を読む、ということです。
Aの本は最後まで読み終わっていない状態です。この状態でも次の本にどんどん手を出していって構いません。最悪、Aの本を最後まで読み切らなくても良いのです。
読書家と呼ばれる人達は皆この方法で読書をしています。
スポンサードサーチ
なぜ複数同時に読む方法がおすすめなのか
理由は2つあります。
つまらない本は一定数存在するから
本の著者である作家は人間です。人間が書いている以上、つまらない本はどうしても一定数あります。人間は完璧な存在ではありません。
たくさん本を読んでいると、「失敗した」という本に出会う経験は増えてきます。自分が思っていた、期待していた内容と違う場合もあります。
そういった本に出会ってしまうと、本を読むのが苦痛になります。そうなるとだんだんと本を読まなくなってしまいます。
そんな時は、一度他の本を読んで気分転換するか、諦めてさっさと次の本、もっと面白い本を読みましょう。私も買って途中まてしか読んでない本、むしろ1ページも読まなかった本もあります。
つまらない本を選ばないようにすればいいのですが、最初のうちは難しいです。つまらない本にも出会い、経験を積んでその目は養われていくものです。
本は1冊1000~2000円程度。読書で得られることは多いので、多少の授業料だと割り切りましょう。
コンディションやタイミングによって読みたい本は変わる
本の著者に原因がある場合ではなく、読者、つまりあなたに原因があることも多いです。
ひとつはコンディション。通勤時間などのスキマ時間に重たいハードカバーの古典を読むのは難しいです。そういった本は少しまとまった時間の取れる時に読むべきであり、通勤時間などのスキマ時間では軽めのビジネス本を読んだほうがいいでしょう。
また、本の内容が高度だったり、本を読むための前提知識がないがために、本を読むのが苦痛になる場合もあります。それは端的な言うと、あなたのレベルがその本を読むのに達していないということです。
潔く出直しましょう。特に古典を読む場合にこれは多いです。その場合は、まずは入門書などに先に目を通して、もう一度読むと読めるようになる場合があります。
いずれにせよ、ひとつの本だけに固執するのは辞めましょう。
読んでいた本の内容を忘れないのか
本を複数同時に読めと言うと、本の内容は忘れないのか?という反論が聞こえてきます。しかし、やってみるとわかりますが、意外と内容は忘れません。安心してください。
昔、学校の授業では各科目バランスよく学びましたよね。毎日ある科目というのは珍しく、大抵は週に1~3くらいだったはずです。土日を挟むと3、4日開くことが普通のことです。
それでも、教科書の前やったページを開くと意外と思い出すものです。前の内容を思い出すのにほとんど時間はかかりません。
同様に、本を複数同時して読んでいても、一瞬で思い出せるので大丈夫です。とはいえ、あまり間が開きすぎると良くないので、目安としては3日間としましょう。平日通勤時間に読んでいた本の場合、3連休があっても大丈夫、という感覚です。
スポンサードサーチ
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一冊ずつ本を読まなければならない、という呪縛を捨て、複数冊同時に読書する方法をおすすめします。この方法で「読書が続かない」を卒業しましょう!
▼読書家の成毛眞さんは『本は10冊同時に読め!』とまで言っています。ここまでくると究極ですね▼
こちらも本もおすすめ。多様な読書はあなたの成長を後押ししてくれるでしょう。