こんにちはヤマピーブラックです。私は小学生の頃、『読書感想文』の宿題が苦痛でたまりませんでした。本を読む→感想文を書く、という2段階プロセスを経なければならず、非常に時間がかかる苦痛な作業でした。
それが今では、空き時間があれば自然と本を読むようになりました。
今回はそのキッカケともなった一冊を紹介し、挫折しない本の読み方について述べたいと思います。
読書初心者におすすめする『挫折』しない本の読み方
少し型破りな読み方ですが『本を10冊同時に読む』ことをおすすめします。
以下の本から影響を受けました。(挑発的なタイトルですね笑)
机に10冊同時に本を置けということではなく、通勤ではこの本、家ではこの本、トイレではこの本など、読みかけの本が10冊ある状態のことを言っています。
10冊はちょっと多いかもしれませんので、2、3冊同時に読め!でも構いません。
本書はある先入観から開放してくれます。
『いま読みかけの本を読み終えないと、次の本を読んではいけない』という先入観
今読んでいる途中の本があったとしても、違う本に手を出してもよいのです。
読みかけの本があっても新しい本を買ってもいいですし、いま読みかけの本を最後まで読まなくてもいいのです。その理由をこれから述べます。
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同時に本を読む方法をおすすめする理由
ハズレ本は一定数ある
色々な本を読んでいるとどうしてもハズレ本というのは一定数存在します。普通に考えて、すべての本の著者がおもしろい本を書けるわけがありません。
また、本が自分に合う場合、合わない場合があります。例えば友人からおすすめされた本でも、その人にとってはおもしろい本でも、自分にとってはあまりおもしろくない場合があります。
他にも、「自分には内容が難しすぎて無理」「買ったはいいけどその分野への興味が薄れた」などなど原因は様々ですが、自分にとってのハズレ本というのはどうしても一定数存在します。
それでも我慢してその本を読み続けると、本を読むという行為が苦痛になってしまいます。こうして徐々に本を読まなくなってしまいます。これでは本末転倒でしょう。
読書はもっと自由でいい
そもそも読書はもっと自由でいいのではないでしょうか。
気の向くままに自分の興味のある本を読む。読みたくなかったら本棚に積んでおけばいい。またそのうち読みたくなるかもしれません。
私は買ったけれど、結局読まずに放置し、引っ越しの際に売ってしまった本もあります。それはそれでしょうがありません。割り切りましょう。
本は最後まで読まないとお金がもったいない?
せっかく本を買ったのに最後まで読まなければ、お金がもったいない!という声もあるかと思います。
確かにその通りで、買った本は最後まで読むに越したことはありません。私もできれば全ての本でそうしたいです。
しかし、人はハズレ本に出会いながら、本を選ぶ目が養われていくのです。ハズレ本に出会ってしまったら、なぜその本が自分にとってハズレなのか考え、次からはできれば同じ過ちは繰り返さないように気をつけましょう。
こうしてたくさんのハズレ本に出会いながら読書力は身について行くのです。本を購入するお金は投資だったと割り切りましょう。
ちなみに、ジムや英会話教室は桁違いに高いですよね。入会したけど続かなかった、なんて経験がある人も多いのではないでしょうか。それに比べたら本代なんて安いものです。
蛇足ですが、本を友人から借りることはおすすめしません。なぜなら、その友人に感想を伝えるという義務感が生じ、その本がつまらなくても、すべて読まなければならないからです。これは苦痛です。
なるべく本は自分で購入するようにしましょう。
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まとめ
- 『今読みかけの本を読み終えないと、次の本を読んではいけない』という先入観
- 読みかけの本があっても新しい本を買ってもいい
- 読みかけの本を最後まで読まなくてもいい
読みかけの本があっても、気になった本があればドンドン購入し、もっと自由に読書を楽しみましょう。
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