人は繰り返し行うことの集大成である
アリストテレス
こんにちはヤマピーブラックです(・ω・)
冒頭のアリストテレスの言葉は『習慣』の大切さを説いたものです。
「いつか英語が話せるようになって、海外で仕事をしてみたい」
「いつか理想の体型になって、異性からモテたい」
その「いつか」をいつかのままで終わらせないための武器。それが習慣です。
特に忙しい社会人はなかなか時間がとれないので、習慣を味方につけることが鍵です。
「ズボラな私には無理」と思っている方でも大丈夫。むしろ、続かない人向けの方法を解説します。
社会人が『習慣』を身につけられない理由
「習慣なんて根気のある人にしか身につけられない。ズボラな自分には無理」
こう考えている方もいるかと思いますが、それは大きな誤解です。
習慣は方法論さえ知っていれば、誰でも身につけることができるものです。
習慣に意志の力は必要ありません。
では、習慣を身につけるための方法ってご存知でしょうか?
これを知らずに「今日から毎日筋トレしよう」などと始めると大抵失敗します。これは誰だって同じです。
習慣を身につけるための3つの方法をご紹介します。
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社会人が習慣を身につける3つの方法
習慣を身につけるには、習慣づけが失敗する理由を学ぶのがベストです。逆説的ではありますが、失敗しなければ続くのです。
失敗の原因は主に3つです。この3つに対して対策を打っておけば、失敗する確率を大幅に減らすことができます。
初めから無理しすぎ
失敗する原因の大半はコレです。最初から無理してすごいことをやろうとするからです。
昔『ビリーズブートキャンプ』という運動が流行りました。DVDを見ながら、それに合わせて過酷な運動をこなすものです。
一通りやり終えるのに1時間くらいかかるでしょうか。
これを続けられれば、確実に理想体型になるでしょう。しかし、「確実に続かないでしょう」とも言えますね。
では具体的にどのレベルのことから始めればよいのか。
筋トレの例でいうと、腕立て伏せ1回から始めてください。
「えっ、1回!?」と思われたかと思いますが、最初は本当にそれくらいでいいのです。
腕立て伏せ1回が習慣になり、少し物足りないと感じたら3回、5回と回数を増やしていきましょう。
まずは小さな習慣から始めるのがコツです。
このあたりのことは『小さな習慣』という本に書いてありますので、一読してみることをオススメします。
忘れてしまう
ズボラな人、忘れっぽい人にありがちです。
最初の2日ぐらいは続くのですが、3日目にうっかり忘れてしまい、続かなくなるといった次第です。
かく言う私もこのタイプです。。。
忘れないようにする有効な方法は、既存の習慣に紐付けることです。
既にある習慣に新しい習慣を追加し、セットにするのです。
例えば
「歯磨きをした後に必ず筋トレをする」
とします。
歯磨きをしない人はいませんよね。歯磨きをしたら必ず筋トレする!と覚えておけば、忘れる確率を大幅に減らすことができます。
「歯磨き」という、既にある習慣を利用するわけです。
他には通勤を利用する方法などがあります。
通勤電車の中で英単語を覚える、といった策が有効でしょう。
一度に複数の習慣を身につけようとする
人間欲張りなもので、身につけたい習慣が複数ある場合が多いでしょう。
「お腹を割りたいから腹筋をやろうかな」
「英語を話せるようになりたいからリスニングもやるか」
「読書の習慣もつけたいな」
このように、1度に複数の習慣を身につけようとするのはNGです。
理由は他の理由とも被りますが、複数やろうとすると負担が大きいからです。なおかつ、どれかを忘れてしまう確率も高い。
まずはひとつのことを習慣づけることに集中しましょう。それが習慣になってきたら、次のことにもチャレンジしてよいです。
ひとつの習慣に絞ることの重要性は『「続ける」習慣』という本にも載っていますので、読んでみるとよいかと思います。
「続ける」習慣
追記:習慣の方法論を押さえるのに必要な本はこの3冊
いくつか書籍を紹介してきましたが、習慣の本に関しては別の記事にまとめました。
現在、習慣の本は書店にたくさん並べられていますが、ぶっちゃけこの3冊だけでOKです。
しかも、どれもマンガ版が出ているので、とりあえずマンガだけでもOKです。
『習慣』の方法論を正しく理解し、今こそ習慣を身につけよう
- 小さく始める
- 既存の習慣に紐付ける
- ひとつのことに絞って習慣づける
上記の3点が習慣を身につける上で重要なポイントです。
一刻も早く習慣を身につけ、「いつか」実現したいことを「確実に」実現させましょう。
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