社会人としての基礎を築き、仕事がデキるようになるには、どの作家の本を読むべきか?
社会人歴8年、年間100冊本を読む私が、800冊の中から回答します。
※おすすめの作家その2以降は順次公開予定
ちなみに、同じ作家の本を一気に3~5冊読むことは効果バツグンです。
作家が向かいの椅子に座っていて、会話しているような感覚になります。こうなると、相手の思考の深いところまで吸収できます。
【読書】社会人におすすめの作家その1
おすすめの作家その1は、出口治明(でぐち はるあき)さんです。
出口治明さんは新卒で日本生命に入社。出世街道をひた走り、日本生命ロンドン事務所長を歴任されました。
しかし、50代で左遷。子会社へ出向となります。
その後、なんと60歳でライフネット生命を起業。業界初の『ネット生保』として注目されました。
現在はAPU(立命館アジア太平洋大学)で学長をされています。
出口治明さんは『本の虫』としても知られており、ご自身が相当な読書家です。
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社会人は『歴史』と『世界』から学べ
『タテヨコ』思考
出口治明さん、よく『タテヨコ思考』と仰っています。
『タテ』が時間軸で、『ヨコ』が空間軸。
物事を考える時に効果的なフレームワークです。
例えば、何かイベントの幹事することになったとしましょう。
まずはタテ。
過去の情報を集めます。昨年そのイベントをやった人に話を聞いたり、過去数年分の資料を漁ったり。
次にヨコ。
他で同じようなイベントをやっていないか?他の会社で似たようなイベントをやっていないか?を探ります。
タテヨコ思考が身についていれば、このくらいはパッと思いつくでしょう。
皆さんが今直面している課題にも、この手法が使えないでしょうか。
ちょっと考えてみてください。
興味を持った方は、出口治明さんの『「思考軸」を作れ』を読むことをオススメします。
※『思考軸』はもちろん『タテ』と『ヨコ』の軸です。
『歴史』と『世界』
そして、このタテとヨコを少し広げると、
タテは『歴史』、ヨコは『世界』となります。
日本という社会を捉えるにしても、『歴史』と『世界』の認識が欠かせません。
これから日本はどうなっていくのか?
誰も未来を予測することはできません。
しかし、過去の歴史から類推することは可能です。
『歴史は繰り返す』とはよく言ったものですね。
いきなり世界の歴史を学べと言われても、どこから手をつければよいかわからないと思います。
そこで、まずはこの本をおすすめします。
これで、歴史の大局観をつかんでください。
本書を入口として、そのあとは興味を持った偉人の本を読めばOKです。
『数字』『ファクト』『ロジック』
タテとヨコで情報は集めました。では、集めた情報をどう料理するか?
それは、『ファクト』『数字』『ロジック』です。
特に注目すべきは『ファクト』。
実はこれって、コンサルティング会社『マッキンゼー』のフレームワークである『ファクトベース』とほぼ同じですね。
『ファクト』『数字』『ロジック』の考え方については、こちらの本をお読みください。
まだまだある!おすすめ本
日本の未来を考えよう
データの活用を学ぶなら、この本で決まりです。
世界の統計データをどう料理するか?
世界の現状がよくわかるので、グローバルな仕事につきたい方にもオススメです。
働く君に伝えたい「お金」の教養
貯金はどのくらいあればいいの?
年金って結局もらえるの?
もらえるとしたら、いくらもらえるの?
投資ってやっておいたほうがいいの?
こういった疑問に答えられない人は、今すぐ読んだほうがいいです。
「全世界史」講義
世界史のこと、もうちょっと知りたい、という方はこちら。
将来お子さんにも読ませたい本なので、ストックしておいて損はないかと。
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出口治明さんの本を5冊くらい読めば、社会人基礎はOK
- 『タテヨコ』思考で分析する
- 『歴史』と『世界』から学ぶ
- 『ファクト』ベースで考える
出口治明さんの著作を5冊、最低でも3冊くらいは読んでください。
そうすれば、社会人が仕事で求められる基礎的な『思考力』は身につきますよ。
そこらへんで売ってるビジネス書5冊を読むより、よっぽど有益なので、ぜひ試してみてください。
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