この3人で「ハッカーズ」というユニットらしい。こんなユニット結成してたんだ。。。
本書が出版されたのは2014年の末。
今から3年以上前にこの3名が予想していた未来は急速に実現しつつある。
まずビットコイン。
ビットコインやブロックチェーンのしくみがわかりやすく解説されている。
取引に10分程度かかるという問題点はあるが(それも解決の方向に向かっているが)海外送金などで特に便利だ。
国が発行する通貨、お墨付きを得た通貨は不要になるかもしれない。
ビットコインの存在はマウントゴックスの事件もあったし、知っていたはず。
それなのに、
しくみを理解しようとしなかったことを今ものすごく反省している。
通貨のみならず、国家がそもそも不要になってくるのではないか、という話。
感情的な問題もあるし、もちろんすぐにそうなるとは思わないけど、
ある程度は行政がなくなる可能性はある。
役所が管理している内容をイーサリアムに移せばオーケー。
面倒な手続きは不要になるし、管理コストが膨大に下がる。
少子化でただでさえ人手が不足している時代、
どんどんやったほうがいいよね。
最後は「所有からシェア」。
正直なところ、ぼくはまだそんなに「シェア」してる印象はないけど、
UberやAirbnbは確かに使ったことはある。
Airbnbって2012年くらいに初めて聞いた時、
「えっ、人の家に泊まんの?そんなことする人いるの?」と思った。
それから4年後の2016年、実際にぼくは利用したわけだが。。。
シェアの概念を取り入れると、気が楽になるという効果があるのかもしれない。
所有してなくても不安にならないというか。
家なくても服なくてもシェアすればなんとかなるからいいや、みたいな。
感情論で否定から入らず、
一旦ゼロベースで、
そもそも現状なんでこうなってるんだっけ?
と考えることができるかどうかは本当に重要。