あたり前の話ですが、効果が出たほうが勉強は楽しいです。
いくら勉強しても暗記できなかったり、成果が出なかったら楽しくないです。
『超効率勉強法』(著:メンタリストDaiGo)は科学的に効率の良い勉強法を教えてくれる本です。
効率の良い勉強法で押さえておきたいポイントは「2つ」だけです。
いますぐ間違った勉強法をやめ、正しい方法で勉強をしましょう。
間違った勉強法は今すぐやめよう。書評『超効率勉強法』
間違った勉強法
- アンダーライン
- 集中学習
一つ一つ具体的に見ていきましょう。
アンダーライン
アンダーラインを引くことは無意味です。
大事なところに線を引く事自体は構わないのですが、暗記という観点では効果がないそうです。
むしろ、線を引くことで覚えた気になってしまいます。
もっと簡単に覚えられる方法を後で紹介するので、そちらを使いましょう。
集中学習
まとまった時間をとって、ひとつのことだけを勉強する。
実は、これは効率の悪い勉強法です。
脳科学的には、ある程度休憩したり、他のことを考えたほうが情報が結びつき、新たな発想が生まれるとのことです。
記憶にも残りやすい。
思えば、学校でも一日のうちに多くの科目を勉強しますよね。
対して、一夜漬けて集中して詰め込んだものというのは、すぐに忘れてしまいます。
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正しい勉強法のポイントは2つ
想起
「思い出すこと」です。
思い出すことをすると、脳に記憶が定着するらしいです。
といっても、「うーんうーん」と昔の記憶を思い出す必要はなく、さっき見た内容を思い出すくらいでOKです。
- テキストを1ページ読む。
- テキストを閉じる。
- 何が書いてあったのか思い出す。
もちろん問題を解くのは効果的です。
そこまでしなくても、単語帳を使ってクイズ化したり、前述のやり方でサクッと思い出し作業をするだけでも十分に効果はあります。
読んで覚えるのではなく、思い出しながら覚えるようにしましょう。
再言語化
再言語化とは、「自分の言葉で言い直してみよう」ということです。
といっても難しく考える必要はなく、一番簡単なのは他人に説明してみることです。
説明しようとすることで、頭の中で重要なポイントをまとめます。
それを話すことで、記憶への定着も進みます。
とはいえ、他人に話すというと少しハードルが高いと思います。
そこで、自分自身に説明してみましょう。
「あの本で言いたいことはつまり○○で、その理由は△△である。。。」
できれば声に出したほうがいいですが、心の中で話していてもOKです。
音楽はNG
もう一つ付け加えておくと、音楽を聴きながら勉強するのはNGです。
自然な音なら構いませんが、自分の好きな曲をかけながら勉強するのはよくないです。
人間の脳は2つのことを同時にすることはできません。
音楽を聴くなら休憩時間に聴きましょう。
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超効率勉強法まとめ
間違った勉強法
- アンダーライン
- 集中学習
正しい勉強法
- 想起:クイズ化して思い出す
- 再言語化:他人や自分自身に説明してみる
いかがでしょうか。
どうせ勉強するなら、効果の出る方法で勉強すべきです。
そのほうが勉強が楽しくなるでしょう。