さて、前回記事でご紹介した「一幕見席(ひとまくみせき)」ですが、今回は「攻略編」と題して書きたいと思います。

前回記事はこちら↓
【歌舞伎初心者】はじめての「一幕見席」(当日券)〜概要編〜

と言いますのも、チケットを予約して観るのとは異なることが多いため、事前にしっかり予習しておきましょう。

事前準備

一幕見席は当日券なので、何時から並ぶのか?が最大のポイントです。歌舞伎座の幕見席は

椅子席約90名、立見約60名、合わせて約150名

松竹ホームページより

となっています。立見??そう、立見も覚悟しなければなりません。

とはいえ、椅子席が90席あります。まず普通の平日であれば立見はないと考えて大丈夫です。休日は、早めに並んでおく必要があります。

※詳しくは後述しますが、私が先日平日行った時に、見事に立見になってしまいました。。。

並ぶ時間についてですが、まずはチケットの販売時間を調べましょう。松竹のホームページから調べることが可能なのですが、意外と見つかりづらいので、ここで簡単に説明します。

まずはこちらにアクセスしてください↓
松竹:一幕見席について

ページの真ん中くらいに、「歌舞伎美人サイトへ」というボタンがあると思います。こちらをクリックしてください。

そうすると、今月公開されている演目のチケット販売時間が表示されます。※来月など先の分は見ることができません。というのも、先のことはまだ未定だからです。概ね月の初めに発表されます。

基本的には「発売予定時間」の前に歌舞伎座に行き、並べばOKです。

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一幕見席で二幕続けて観る?

前回、「一幕見席」ということで一幕ずつ演目を観ることできるとお伝えしましたが、チケットをまとめて買えば連続で観ることが可能です。

上の例だと、【夜の部】最初の『宮島のだんまり』のチケットを並んで買うとしましょう。その時にまとめて次の演目、義経千本桜『吉野山』のチケットも買うことができます。『吉野山』は発売予定時間4:40−と書いてあるにも関わらず、先に購入することが可能です。

ここで、2演目の義経千本桜『吉野山』が人気演目であり、かつ自分のお目当ての演目だとしましょう。その場合、一つ前のあまり人気がない演目に並んでおいて、一緒にチケットを買ってしまうというのも戦略の一つです。人気の演目は大勢並ぶので立見になる可能性がありますからね。

連続でチケットを購入したときのもの

これらを考慮して並ぶ時間を決めましょう。

ちなみに、普通の平日(3連休の間とがではなく)であれば、発売予定時間の5分前くらいに着けば立見にはならないでしょう。休日であれば、15〜20分前くらいには並んでおいたほうがよいかもしれません。

※2019年10月末に歌舞伎座に行ったところ、なんと満員で立見どころかチケットが購入できませんでした(泣)。この時は故中村勘三郎さんの追悼公演。中村勘九郎、七之助兄弟が活躍する演目であり、大人気でした。加えて、月末は混みます!できるだけ月中に伺いましょう。

ちなみに並ぶ場所は歌舞伎座、入り口に向かって左手のです。暑さ、寒さ対策はしておきましょう。また、チケットの購入は現金のみです。クレジットカードは使えないので注意しましょう。

赤いロープのところに並びます

一幕見席はオペラグラス必須!!

他に準備しておくのは「オペラグラス」です!私のオススメはこちらです。

値は張りますが、折りたたむとコンパクトでデザインもオシャレです。

もしくは、安いものだとこちらがおすすめです。

デザインは良いのですが、重たいです。

一幕見席は舞台まで遠いので、オペラグラスは確実に持っていきましょう。

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当日

さて、事前に考えておいた時刻を目指して歌舞伎座に向かいましょう。歌舞伎座は都営浅草線東銀座駅直結なので、やはりこちらで来るのが便利で安心です。

並んで無事にチケットを購入することができたら、集合時間を告げられます。だいたい上映開始時間の15分前くらいです。その時刻より早く集合しても、どうせ待たされるので、集合時間ギリギリくらいに行けばいいでしょう。

集合場所は正面入り口ではありません。チケットを購入した場所の隣のエレベーターで4階までいきます。

集合時間まで少し時間があると思いますので、歌舞伎座の地下でおみやげを物色するなり、銀座をぶらぶらするなり、隣のプロントでコーヒーを飲むなり、ご自由にどうぞ。

時間になって集合場所に到着し、少し待った後に席に案内されます。幕見席は自由席ですが、結局チケットの番号順に入るので、座席の争奪戦にはならないと思います。90席あるので、チケットの番号が90番以内であれば確実に座ることができます。

あとはイヤホンガイド筋書です。

【はじめての歌舞伎】これだけ!初心者が予習しておくべき3つのこと(その2)

イヤホンガイドと筋書は一幕見席でもきちんと購入できるので安心してください。ただし購入場所は普通とは異なり、集合場所であるエレベーターで4階に上がったところです。また、ロッカーもあるのでご安心ください。

イヤホンガイドは使用しない人が多いみたいですが、私はイヤホンガイドを絶対使います。通の人ほど使っている印象です。
※イヤホンガイドは一幕分ずつなので、2幕連続で見る場合は借り直す必要があります。

いかがでしたでしょうか。ここまで抑えておけば、一幕見席での観劇もバッチリだと思います。

チケットが予約でいっぱいでも、安くてオトクな一幕見席を利用して気軽に歌舞伎を楽しんでみてはいかがでしょうか。

▼歌舞伎の入門書はいくつか読みましたが、こちらが一番オススメです。ビジネスマンに関係なく、すべての歌舞伎初心者にオススメです。

▼歌舞伎のビジュアルを楽しみたい方には以下がオススメです。挿絵を見ているだけでも楽しめる一冊です。

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