「歌舞伎を観に行きたいと!」を思い立った時、その最も障害となるのがチケット予約と料金だと思います。

歌舞伎座の料金は以下のとおりです。

1等席…18,000円
2等席…14,000円
3階A席…6,000円
3階B席…4,000円

2等席からは値段が跳ね上がりますが、意外にも3階A席B席はそこまで高くはないですね。

案外リーズナブルだ、と思って次にチケット予約の画面に移ります。「歌舞伎 チケット」などで検索するとすぐ松竹のホームページにたどり着き、そこからネットでチケット購入が可能です。

この記事の執筆時点は2018年10月11日。試しに歌舞伎座の今月(2018年10月)の空席状況を見てみましょう。

○・・・空席有り / △・・・空席わずか / ×・・・空席なし

チケットweb松竹:https://www2.ticket-web-shochiku.com/ticket/openseat.do

いや無理でしょ!!

3階B席(4000円)はオール×、3階A席(6000円)も11:00からの昼の部が一つ△、あとは全滅ですね。午後の部を観るには14,000円払って2等席で観るしかないのでしょうか。。。

ちなみに、この時は午後の部に「歌舞伎十八番」の『助六』が上演されます。助六役は「片岡仁左衛門」、揚巻は「中村七之助」、新兵衛は「中村勘九郎」。この演目がメインと言ってもよいでしょう。

しかし、ここで諦めることなかれ。なんと歌舞伎座には一幕見席(ひとまくみせき)と呼ばれる当日券があるのです!
※現在は銀座の歌舞伎座のみ一幕見席があります

今回は一幕見席について、まずは概要だけに絞って紹介します。
1、一幕ずつ観る
2、料金が安い
3、最後方の席で観る

1、一幕ずつ観る

一幕見席なんだから一幕ずつ観られるのは当たり前だろ、というツッコミがあるかもしれませんが。。。

ともかく、通常のチケットは昼の部、夜の部、という分類しかないので、基本的には3幕通しで観ることになります。

それに対して一幕見席のチケットは一幕ごとに分かれているため、さくっと一幕観て、後は銀座でブラブラしたいという方にもオススメです。3幕通しで観ると結構疲れますからね。

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2、料金が安い

料金は500円〜2000円ほどと格安です。これは使わない手はないですね。例えば、2018年10月の一幕見席の各演目の料金は以下のとおりです。

歌舞伎美人:https://www.kabuki-bito.jp/news/4974

演目によってバラつきがあり、規模が大きい演目はやはり値段が高めに設定されています。

実は、昼の部、夜の部の料金をそれぞれ合計すると、4000円になります。ということは、3階B席の値段と同じになりますね。「だったら3階B席を予約するのと同じじゃん」と思われますが、先程見たように3階B席は一番最初に埋まる席なので、松竹の会員でないと予約は難しいかと思います。

まあでも、これくらいの価格で日本が誇る伝統芸能である歌舞伎を観られるのはありがたいですね。私も積極的に一幕見席を利用して歌舞伎を観ています。

3、最後方の席で観る

一幕見席の席は歌舞伎座の最も後方、一番上の席となります。こんな感じです。

ここからでも意外と観えますが、役者の顔を見るにはオペラグラスがあったほうがよいですね。

もちろん1階席や2階席のほうがよいに決まっていますが、3階席だとあまり変わらない印象です。椅子の座り心地も普通ですし、全く問題なく歌舞伎の雰囲気を味わえると思いますよ。

ちなみに、花道はギリギリ見える感じです。

いかがでしたでしょうか。

チケットを予約していなくても、さくっとリーズナブルに歌舞伎を楽しむ。「一幕見席」の魅力をご紹介しました。

次回は「一幕見席」の攻略法と題してお送りします。

▼歌舞伎の入門書は以下がオススメです。「ビジネスマン」と題にありますが、特に関係なく誰にでもオススメの内容です。

▼歌舞伎のビジュアルを楽しみたい方には以下がオススメです。

次の記事はこちら↓
【歌舞伎初心者】はじめての「一幕見席」(当日券)〜攻略編〜