アラサーのヤマピーブラックです。
最近のマイブームは「おひとりさま歌舞伎」です。
その名の通り、一人で歌舞伎を観に行くわけですが、そもそも、なぜ歌舞伎を観に行くようになったのか。今回それを振り返ってみました。
若い世代の人がこの記事を読んで、歌舞伎に興味を持ち、実際に観に行ってくれれば幸いです。ぜひ歌舞伎トークしましょう!!
歌舞伎を観ようと思ったきっかけ
きっかけは元マイクロソフト社長の成毛眞(なるけまこと)氏の存在が大きい。
成毛さんは弱冠30代でマイクロソフト日本法人の社長となり、windowsを日本に売りまくったことで有名だ。
現在は60歳を超えているが、本のレビューサイト「HONZ」を運営するなど、多方面で活躍されている。
この成毛さんは稀代の読書家であると同時に、作家でもある。私は成毛さんの本を愛読していた。「本は10冊同時に読め」は影響を受けた本の一つだ。
さて、成毛さんは歌舞伎ファンでもあり、なんと歌舞伎に関する本を出している。その名も「ビジネスマンへの歌舞伎案内」。
ビジネスマンの私としては読むしかないでしょう。
これが、私が歌舞伎に興味を持ち始めたきっかけである。
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「趣味は歌舞伎」ってかっこよくないですか?
歌舞伎に興味を持ち始め、まずは行ってみようと思うわけである。ここで私には下心があった。
「趣味は歌舞伎」と言えるの、かっこよくないですか?
「教養あるんですね」とか言われるとうれしい限りである。誰しも流行に乗り遅れたくない気持ちもあるが、同時に人とは違う個性を見せつけたいという欲望があると思う。
私は「高尚な趣味」が欲しかったのである。
歌舞伎はうってつけだろう。ちなみに、歌舞伎を観に行っているところをインスタにアップしたりしている。
こういった下心もあり、歌舞伎を実際に観に行ってみることにした。
歌舞伎の楽しみ方は自由
先の本の中で、成毛さんは歌舞伎をフェスだと言っている。楽しみ方が自由だということのたとえである。
確かにフェスは各々自由な楽しみ方ができる。最前線でダイブするもよし、後ろの方でゆったり聞くもよし。アウトドアを楽しんだり、ビール片手に売店を回るのも楽しい。
歌舞伎も同様で、楽しみ方は千差万別である。
役者を見に来るもよし、衣装や豪勢な舞台を見物するもよし。演奏される音楽や、幕の間の幕の内弁当も楽しみの一つである。非日常の空間がそこにはある。
歌舞伎は江戸時代は町民文化として栄えた。庶民でも楽しめるものだ。堅苦しい感じはあまりない。
とは言え、ストーリーについては少しだけ予習が必要である。ほんのちょっとでよい。次回は「歌舞伎の予習」と題して執筆予定だ。
日本が世界に誇る伝統芸能歌舞伎。少しでも興味を持って頂けると幸いである。