押さえておきたい役者シリーズ、第五回は『市川猿之助』です。
市川猿之助は「歌舞伎の異端児」と呼ばれています。
市川猿之助の公演を観に行く前に、予習しておきたいことをまとめました。
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【歌舞伎初心者】押さえておきたい役者⑤『市川猿之助』
役者の概要
当代は四代目市川猿之助。
先代の三代目市川猿之助は「ケレン」を復活させました。
宙吊りで演技するアクロバティックなものです。
また、「スーパー歌舞伎」という境地を切り開いたのも三代目市川猿之助です。
四代目はそれを引き継ぎ、「ワンピース歌舞伎」に挑戦しました。
屋号
屋号は『澤瀉屋』(おもだかや)。
オモダカという薬草が由来のようです。
歴史
歴史は四代しかありませんが、二代目市川猿之助は海外で舞台芸術を学んでいます。
三代目市川猿之助は孤児です。
異端児扱いされていましたが、現在は広く認められており、歌舞伎の今後を担う人材の一人となりました。
家系図
俳優の香川照之は三代目市川猿之助の息子です。
ただ、しばらく勘当されており、最近になって「市川中車」として歌舞伎デビューしました。
特徴
「スーパー歌舞伎」をご存知でしょうか。
三代目が「ヤマトタケル」を始め、四代目が「ワンピース」を上演しました。
賛否はあると思いますが、歌舞伎は昔から変化してきた芸能なので、一度観てみるといいと思います。
直近の公演
歌舞伎座の六月大歌舞伎で「市川猿之助」が出演します。
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【歌舞伎初心者】押さえておきたい役者⑤『市川猿之助』
いかがでしょうか。
歌舞伎界の異端児、市川猿之助。
ぜひ一度劇場にてご覧になってみてください。