プログラミング教育家のヤマピーブラックです。
プログラミング教育では、必ずしも自分がこれまで培ってきた技術を教えればよいとは限りません。
今回は、プログラミング教育をする前の準備で大切なことをお伝えします。
【プログラミング教育】自分が知ってる技術を教えればいいとは限らない
プログラミング教育は自分が今までやってきたことを教えればいい、と思うかもしれません。
しかし残念ながら、必ずしもそうとは限りません。
なぜか。
それは、新しい技術を教えなければならないからです。
技術の世界は日進月歩。 もしかしたら、あなたが学んだ技術は古いかもしれません。
言いたいことは、「新しい技術はちゃんと学んでおこうね」ということです。
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どの技術を教えるべきか検討する
プログラミング教育をする前提として、どの技術を教えるのか?という問題があります。
その際は、あなたが培ってきた技術という色眼鏡を捨て、フラットな視点で選定しましょう。
ここでのポイントは、とにかく新しい技術を選べば良いという訳ではないことです。
新しめだけど、広く普及していて、学習コストの低い技術を選ぶべきです。
わかりづらいので、具体例を挙げます。
まずサーバーサイドの言語。
「Golang」はやめましょう。新しいので、まだフレームワークのデファクトが決まっていません。まだノウハウが溜まっていないでしょう。
RubyかPHPがオススメです。
Rubyのフレームワークは「Rails」一択ですね。ただ、versionが5まで上がってきているので、新しいversionの変更点だけでもキャッチアップしておく必要があります。
PHPは最近だと「Laravel」が一番人気で、かなり普及しています。Laravelで決まりでしょう。CakePHPなどを得意としている人は、要キャッチアップです。
ウェブはJavascriptのフレームワークが次々新しいのが出てくるので難しいです。 今流行ってきている「Vue.js」か、普通に「jQuery」でいくか、どちらかですかね。 「React」は学習コストが高いかなと。
CSSはとりあえず最低限の基礎と、「Bootstrap」は押さえておきましょう。 他にもCSSフレームワークは色々ありますが、まずは最もメジャーなBootstrapがいいと思います。
新しい技術を学ぼう
教える技術の選定ができれば、その技術を勉強します。
とは言え、すでにある言語に精通している方であれば、そんなに苦ではないと思います。 現在習得している言語の「差分」を把握すればよいのですから。
意外と盲点なのは「CSS」でしょうか。サーバーサイド中心にやってきた方は、CSSについては詳しくない場合があります。
「flexbox」あたりはきちんと押さえておきましょうね。
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【プログラミング教育】自分が知ってる技術を教えればいいとは限らない【まとめ】
- これまでの経験にこだわるのではなく、フラットな目線で技術を選ぼう
- その技術をきちんとキャッチアップしよう
いかがでしょうか。
きちんと準備をすることが教育の質を上げることにつながります。
新しい技術を学ぶ良い機会と捉え、前向きに準備をしましょう。