こんにちはヤマピーブラックです。
分厚い本に挑み、そして挫折した経験はないでしょうか。私も最後まで読まずに挫折するのは、大抵ハードカバーの分厚い本です。
今回は「分厚い本を無理して読まなくていい」と題して、分厚い本を無理して読まなくていい理由と、その対処法について書きます。
【読書初心者】分厚い本を無理して読まなくていい
初心者にも古典は必読
大前提として、昔から読み継がれている『古典』は誰にとっても必読書です。
毎年おびただしい数の本が出版されては姿を消していきますが、古典と呼ばれる本はずっと本屋に残っています。
例えば「デール・カーネギー:『人を動かす』」。こちらは1937年出版ですが、いまだに本屋で目のつくところにおいてあります。
淘汰されていない本というだけで、それは価値のある本という認識で間違いないです。
古典はだいたい分厚い
しかし残念ながら、古典はだいたい分厚い本なんですよね。
「必ず読んでおいたほうがいい」と勧められて分厚い古典を読み始め、そして挫折する。これは誰しも経験することだと思いますので、自己嫌悪に陥る必要はありません。
マンガを上手に活用すべき
そこでマンガの出番です。近年、有名な古典には必ずと言っていいほどマンガ版が出ています。(最近過熱気味でマンガ本が多すぎる気もしますが)
マンガで読んだほうが圧倒的に短時間で読むことができ、理解しやすいです。原作本の重要な情報は網羅されているので心配する必要はありません。
もっとも、マンガではなく原作本のほうが詳しく書いているのは言うまでもないです。しかし、分厚い本は読むのに日数がかかってしまうと、前半の内容を忘れてしまいますし、飽きてしまう可能性もあります。まとまった時間がある時はチャレンジして構いませんが、そうでない限りは難しいのも事実でしょう。
また、一つおすすめなのは、「マンガ→原作本」という順番で読むことです。これは何が良いかと言うと、マンガで全体像を掴み、原作本で細部を読むことができるからです。全体像がわかっていれば、特に興味があるところだけを細部まで読む、というメリハリのつけた読み方も可能です。
いずれにしても、無理して分厚い本に挑んで挫折するくらいだったら、まずはサクッと読めるマンガから始めてみましょう。
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おすすめのマンガ10選
ここからはビジネスの原作本をマンガ化した本のうち、おすすめの10冊をご紹介します。
まんがでわかる LIFE SHIFT
2016年に発売され、世界で大ヒットした『LIFE SHIFT(ライフシフト)』のマンガ版です。日本は世界でも平均寿命が長く、長寿国です。原作本は事例が多くて少し冗長なので、マンガでも十分でしょう。
まんがでわかる サピエンス全史の読み方
『サピエンス全史』は世界中の人々に読まれている本ですが、いかんせん上・下と分かれており、価格もそれぞれ2000円ほどします。なかなか手が出せなかった方は、ひとまずマンガ版から読んでみてはいかがでしょうか。
まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」
フランスの経済学者、トマ・ピケティ氏の著作です。資本主義が生み出す格差をテーマにした本で、特に格差の激しいアメリカで物議を醸し出しました。原作本は分厚すぎて、学者でもない限り読む気がしません。
まんがでわかる 7つの習慣
長く読み継がれている自己啓発本の定番書です。『7つの習慣』用の手帳なんかも発売されています。古典の中では比較的読みやすい本ですが、先にマンガで「7つ」を抑えておき、その後に本で詳細を理解するパターンがおすすめです。
国富論(アダム・スミス)
「神の見えざる手」という経済学の用語をご存知でしょうか。それを提唱したのがこちらのアダム・スミスです。1776年に出版された本であり、資本主義とは何か?ということがよくわかります。原作本は時代が異なることもあり、少し難しいのでマンガがおすすめです。
申し訳ありません、ここから先のマンガは実は私も読んだことがありません。気になっている本をご紹介します。
まんがでわかるニーチェ
ニーチェの本は実は読んだことがありません。難しそうで。。。マンガから読んでみます。
まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」
これは昔原作本を読みました。素晴らしい本であったと記憶していますが、うーんあまり覚えていないですね。記憶の定着のためにはマンガ+原作がおすすめです。
まんがでわかるドラッカーのマネジメント
ドラッカーの『マネジメント』は原作で読みました。また、有名な本で『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(通称:もしドラ)がありますね。こちらも題材が身近で、非常に読みやすいのでおすすめです。
まんがと図解でわかるマーケティングの神様 コトラーの思いやり仕事術
マーケティングの神様『コトラー』の1冊です。「思いやり仕事術」という副題も気になるところです。
古事記(まんがで読破)
ビジネス本ではありませんが、こちらは昔読みました。日本の古典を理解するにはマンガが一番ですね。
いかがでしょうか。
ビジネス本を中心にご紹介してきましたが、「日本史」「世界史」などのジャンルのマンガも充実していますね。「源氏物語」など日本の有名古典作品もおすすめです。
分厚い本を無理して読書するのではなく、マンガを上手に活用して、楽しく読書しましょう。
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