こんにちはヤマピーブラックです。
私は現在、年に100冊ほど本を読みます。しかし、大学生の頃はせいぜい年に20冊程度でした。
社会人に読書は「必須科目」ですが、本をたくさん読むためには「コツ」があります。そのコツがわかる1冊をご紹介します。
読書初心者におすすめの本 齋藤孝:『本をサクサク読む技術』
明治大学文学部教授の齋藤孝先生の本です。齋藤先生は読書の専門家とも言える方ですが、この本は読書初心者向けに書いてあるので、やさしく読めます。
個人的に気になったポイントを3点ご紹介します。
とにかく量をこなすのがおすすめ
読書の「コツ」と言っておきながら、とにかく量をこなせ!というのは少し矛盾している主張ですが、ここで言いたいのは『並行して読書すべき』ということです。。
「読書家」と呼ばれる人ほど、本を読み通すことにこだわっていない
つまり、1冊を完璧に読みこなすことが重要なのではなく、読み飛ばしたり、途中のままでもいいということです。
一冊の本を最後まで読んでいなくても、どんどん別の本を購入しましょう。
本はちゃんと最後まで読むべき、という主張もあるかと思いますが、本の内容は忘れるものです。
どんなに精読しても、悲しいことに人間は忘れる生き物です。
あきらめて、興味ある本をどんどんつまみ食いしていきましょう。
『新書』がおすすめ
本にはいくつか分類がありますが、齋藤先生は『新書』をおすすめしています。ちなみに、この本も新書です。
新書はその分野の「初心者」向けに書かれた本なので、とっつきやすいです。
ページ数も多くないので、さくっと読めます。
加えて、ジャンルも多種多様なのです。
本屋に行くと、最初に目に飛び込んでくるのは単行本ですが、新書コーナーも漁ってみましょう。
興味を持った分野の本はどんどん買って読んでみることをおすすめします。
センター試験現代文の読み方がおすすめ
みなさん、センター試験の現代文を受験したことはあるでしょうか。
昔の受験勉強を今の読書に活かせ
受験で培った力は大学生や社会人の読書にも役に立ちます。
センター現代文の「小説」に関しての着眼点は、「登場人物」と「心情の移り変わり」です。
これもそのまま小説の本を読む時に当てはまります。難解な小説も多いですが「登場人物」を押さえ、セリフや情景から「心情がどう変わっているか」を押さえるのが基本です。
特に登場人物は重要です。
難解な小説というのは、登場人物が多く、その関係が複雑な場合が多いです。
その場合は、人物の相関図を書いてみたり、ネットで人物相関図を見てみたりすると整理できるでしょう。
スポンサードサーチ
その他のおすすめ本
その他、関連する内容で私のおすすめの本をご紹介します。
本は10冊同時に読め!
元マイクロソフト社長で、現在は本のレビューサイト『HONZ』を運営されている成毛眞さんの著作です。
「とにかく量をこなす」ことに通ずる本です。成毛さんもやはり本は並行して読むようですね。
こうして、数名の読書家の方の意見に触れておくことは有用だと思います。
大人のための読書の全技術
齋藤孝先生の読書術をもう少し詳しく知りたい方は、こちらがおすすめです。
少し分厚い本になっています。
「読む」だけではなく、「アウトプット」することにも言及されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- とにかく量をこなすのがおすすめ
- 『新書』がおすすめ
- センター試験現代文の読み方がおすすめ
という3点を意識して、読書のスキルアップをしていきましょう。
あわせて読みたい