就活で『自己分析』は必須です。
自分は何が好きで、何がキライなのか。何をやりたくて、何をやりたくないのか。
ここをハッキリさせないと、入社した後で「やっぱ自分には合わない」となりかねません。
自己分析で有名なのは『絶対内定』という本です。
しかし、断言します。『絶対内定』はもう古い。
新たな自己分析の本をご紹介します。
【就活】自己分析はこの本を読め!【『絶対内定』はもう古い】
自己分析はこちらの本を読んでください。
『メモの魔力』(前田裕二著)という本です。
「えっ、メモの本?」と思われるかもしれませんが、単にメモのノウハウを書いた本ではありません。
この『メモの魔力』は自己分析にかなりのページを割いています。
そして巻末に、自己分析をするための『自己分析1000問』がついています。
「1000問!?」というとビビる方もいるかもしれませんが、必ずしも1000問やる必要はありません。
それより、『メモの魔力』を読むべきでもっと重要な理由があります。
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【就活】自己分析は設問に答えて終わりではない
自己分析の一般的なやり方は、
「あなたの子供の頃の夢は?」
「理想の自分は?」
などの設問に答えるものです。
『絶対内定』も『メモの魔力』もこの点は同じです。
ただ実は、それだけでは不十分なのです。
自己分析において重要なのは『抽象化』です。
『メモの魔力』の著者前田裕二さんが語る動画(約1分)です。
「大学受験に受かってうれしかった」というのはあくまで事象であり、なぜうれしかったのかを深掘りします。
「自分の努力が報われたことがうれしかったのか」
「親の期待に応えられたことがうれしかったのか」
同じ「うれしかった」でも、その動機は大きく異なります。
その内在する動機を見つけること。
これが抽象化するということです。
抽象化することで初めて、本当に自分が何を好きなのかがわかります。
私は就活生の時に、『絶対内定』を最後までやり切りました。
しかし正直なところ、何も覚えていません。
設問に答えるだけの自己分析は、あまり効果はなかったと思います。
就活で『自己分析』は本当に役立つのか?
自己分析は本当に役立つのか?という疑問もあると思います。
それは前田裕二さんのもうひとつの著書『人生の勝算』を読めばわかります。
前田裕二さんは『SHOWROOM』というサービスを作り、起業しました。
実は前田裕二さんは、幼い頃は貧しい家庭で育ち、小学生の頃から「弾き語り」でお小遣いを稼いでいたという過去があります。
その原体験を元に作られたのが『SHOWROOM』。
SHOWROOMのコンセプトは「努力がフェアに報われる世界」。
生まれた環境に関係なく、誰もが活躍できる場を提供するプラットフォームです。
まさに、前田裕二さんの自己分析から生まれたサービスです。
このあたりの起業の経緯は、『人生の勝算』に詳しく書いてあるので、ぜひ一読してみてください。
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自己分析をして悔いのない就活を
- 設問に答えて自分を振り返る
- 抽象化し、自分が本当にやりたいことを見つける
- それを元に会社を選ぶ
いかがでしょうか。
意味のある自己分析をして、就職した後も悔いのない人生を送りましょう。
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