こんにちはヤマピーブラックです。
会社を辞めて現在ニートです。倹約してます(切実)。
本日は、出口治明氏(ライフネット生命創業者、現在はAPU学長)の『「お金」の教養』という本を読んでいました。
こちら↓
思えば、お金のことって学校では教わらないし、かといってスクールとかもあまりないと思うんですよね。いや、スクールあったとしても、あやしいというか、金融商品売りつけられそうで行きたくないというか。
友人同士でお金の話をすることはあるかもしれませんが、仮想通貨がどうとか、儲け話に終始しがちです。誰かちゃんとした「お金に詳しい人」がいないと難しいでしょう。
残念ながら、最低限のことは自分で学ぶしかないと思います。
だまされない
そもそもなぜ『お金』の勉強をしなければならないかというと、ひとつはだまされないためです。
「これで儲かるのは誰だろう?」と考えるクセをつけましょう。
『「お金」の教養』より
例えば銀行や証券会社の担当者から投資信託を購入したとしましょう。よくあるのが、違う商品への乗り換えを勧めてくるパターンです。
銀行や証券会社にとっては、手数料が収入になります。乗り換えをする時が一番手数料が発生するので、彼らにとってはそれが一番好都合なんですよね。
投資信託の価額が値上がりしてようが値下がりしてようがどうでもよく、できるだけ頻繁に他の商品に乗り換えさせるのが一番です。
まあ、今どき対面で投資信託を購入する人はいないかもしれませんが。。。(ネット証券のほうが手数料が当然安いです)
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お金を増やす
お金を勉強しなければならない理由のもう1つは、お金を増やすためです。
でも思うんですけど、投資でお金増やすのって無理なんじゃないかと思うんですよね。元も子もない話ですが。。。
なぜなら、プロに勝てる気がしないからです。朝から晩までパソコンのモニタ16台くらい見ながらディールしている猛者に勝てる気がしません。
情報格差もありますしね。インサイダーは違反ですが、普段から投資に関する情報集めまくってる人に勝つのは難しいんじゃないでしょうか。
じゃあお金の勉強するなんてムダじゃん、と思いますが、一応やり方はあります。
短期投資では、みなさんは儲けることはできないでしょう。10年〜20年のスパンで投資をし続けたとき、はじめて高いリターンを得る可能性が生まれるのです。
『「お金」の教養』より
証券会社のトレーダー達は短期で成果を出さないと給料上がらないし、出世もできません。したがって、短期的な取引をせざるを得ないです。
そこを逆手にとって、長期的に投資をする手法ですね。
あとは、毎日株価を見て取引するなんて絶対面倒なので、ほったらかしにできる投資法がよいです。そういう意味でも長期的な投資はわたしたち向きですね。
たまたま、ちきりんさんが以下のエントリに似たようなことを書いてました。
長期投資をやるにあたってはいくつか原則があるので、そこは『「お金」の教養』を読んでみてください。
他にも色々と載ってます。
・払った額の2倍もらえる年金は、損か
・政府は結局、何をしてくれるのか
・知っておくべきセオリーは「財産三分法」だけ
・借金ってしてもいいの?
・本当にその「貯蓄」は必要か?
・将来のためにいくら貯めておけばいい?
・投資の「3つの心得」
・知らないと損をする「ドル・コスト平均法」
・ブラック企業からは夜逃げせよ!
・政治家なんてろくでなしばっかり
これらのトピックについて自分ではっきりわからない方は、『「お金」の教養』を一読してみてはいかがでしょうか。